介護福祉士の養成課程に関するパブコメ結果を発表−厚労省(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は4月26日、「介護福祉士の資格取得方法の見直し」についてのパブリックコメントの集計結果を発表した。

 募集されたのは、6か月(600時間)以上の養成課程の受講が、介護福祉士の資格取得の要件に加えられたことに対する意見。募集は、3月5日から4月4日にかけて実施され、2423件の有効回答が寄せられた。

 6か月以上の養成課程に対する認識では、「一定の養成課程は必要であると思うが、6か月以上では長すぎる」とする意見が、全体の42.6%(1032件)を占めた。また、介護福祉士を目指す人に対する支援策については(複数回答)、「身近な地域で受講できる環境が必要」が59.7%(1446件)で最も多く、次いで「受講費用を助成する仕組みが必要」が43.9%(1064件)、「単位制を取り入れ、段階的に受講できるようにするなど、受講者のやる気を引き出す仕組みとすべき」が37.3%(903件)となった。

 6か月以上の養成課程に対する認識について回答者属性別に見ると、「介護福祉士」「介護福祉士の資格を持たない介護サービス従事者」とも「一定の養成課程は必要であると思うが、6か月以上では長すぎる」との回答が最も多かった。

 一方、介護サービス経営者や介護サービスを利用する家族からの回答では、「介護分野の現状に即して、6か月以上の養成課程の実施は当面見合わせるべきである」という意見が最も多く寄せられた。医師、看護師などの病院関係者では、「介護福祉士の資質向上のため、6か月以上の養成課程が必要である」と「一定の養成課程は必要であると思うが、6か月以上では長すぎる」との回答が同数だった。


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